ビタミンE豊富なカボチャが冷えを改善！？おいしく便利な冷凍ペースト

「春はもうすぐ」と思えるような陽気の日も多くなってきましたが、まだまだ朝晩の寒暖差が大きいこの季節。身体が温まるお料理で家族を喜ばせてあげたいものです。

今回はビタミンやミネラルなど栄養がたっぷり含まれている「カボチャ」のお料理をご紹介します。カボチャは美容と健康にとても良い、女性必見の食材です。

難しい工程など一切不要♪カボチャの素材を最大限に生かし、全て簡単に作れるものばかりなのでぜひチェックしてみてください。

おいしく便利な「冷凍カボチャペースト」を作りましょう♪

【材料】
カボチャ…1/4カット（約500g）

※分量に指定はありません。今回は“作りやすい”分量でご紹介します♪

【作り方】

1.カボチャを洗い、種とワタを取り除き、一口大サイズに切る。

2.耐熱容器に入れ、ラップをかけ、600Wの電子レンジで6分加熱する。

3.スプーンなどで潰し、冷ます。それを保存袋に小分けにして入れて、冷凍する。

「カボチャを食べよう！」と思っても、大きなカボチャはなかなか一気に食べられませんよね。でも、ペースト状にして冷凍をしておけば、お好みのタイミングでおいしくいただくことができますよ。ペーストのツブツブ加減はお好みで調整してください。

冷凍する際は、なるべく均一の厚さになるように薄くのばし、冷凍庫へ入れてください。そうすることで冷凍時間も短縮され、解凍の時短にもなります。シンプルにカボチャのみで作ったこのペーストは、さまざまな料理に活用できるため、料理の幅が広がります。

カボチャの濃厚ポタージュスープ

【材料】(2人分)
カボチャペースト　…200g
牛乳　　　　　　　…200cc
水　　　　　　　　…50cc
コンソメ　　　　　…小さじ1
塩、胡椒　　　　　…少々

【作り方】
1.カボチャペーストを500Wの電子レンジで2分温めて解凍する。カボチャペースト、牛乳、水、コンソメを鍋に入れ、ヘラで混ぜながら弱火で加熱する。
2.塩、胡椒で味を調える。

※よりなめらかにしたい場合はブレンダーなどでかくはんしてください。

ペーストさえあれば、自宅の冷蔵庫にあるものを合わせるだけで、簡単にポタージュスープができます♪朝の忙しい時間にもぴったりのメニューです。

カボチャとレーズンのサラダ

【材料】(2人分) 
カボチャペースト　 …200g
レーズン　　　　　…30g
アーモンド　　　　…20g
ヨーグルト　　　　…大さじ2
マヨネーズ　　　　…大さじ1

【作り方】
1.カボチャペーストを電子レンジで解凍し、ボウルなどに入れ、レーズン、アーモンド、ヨーグルト、マヨネーズと一緒にあえる。
2.皿に盛り付ける。

「あと一品欲しいな」というときにぴったりのサラダ。混ぜるだけで手軽にできるのも嬉しいですね。お子さまもおいしく食べられる、甘めの味つけです。

カボチャとベーコンのころころコロッケ

【材料】(2人分) 
カボチャペースト　…400g
ベーコン　　　　　…50g
玉ねぎ　　　　　　…1/2個
サラダ油　　　　　…小さじ1
卵　　　　　　　　…1個
小麦粉　　　　　　…適量
パン粉　　　　　　…適量
揚げ油　　　　　　…適量

【作り方】
1.カボチャペーストをレンジで解凍してボウルなどに入れておく。ベーコンを1cm幅に、玉ねぎをみじん切りにしておく
2.フライパンでサラダ油を熱したら、ベーコンと玉ねぎを投入して炒める。玉ねぎの色が透き通ったら、カボチャペーストに合わせて混ぜる。
3.1と2を、食べやすいサイズに丸める。丸めたら、小麦粉を薄くまぶし、溶き卵、パン粉の順に衣をつける
4.揚げ油を中温（約180度）に熱し、3をこんがりきつね色になるまで揚げる。揚がったら油を切り、皿に盛り付ける。

事前にペーストを作っておけば、下ごしらえが面倒なコロッケも簡単に作ることができます。今日のおかずにぜひいかがでしょうか。

このように、カボチャはペーストにして冷凍しておくと、日々の献立に悩んだときに手軽に使えてとっても便利です。

便利なだけではなく、カボチャはβ―カロテン、ビタミンCなどの栄養素がとっても豊富に含まれている野菜でもあります。これらの栄養素は、実は皮にもたくさん含まれています。ペーストにする際は、皮ありで作ることをおすすめします。

また、カボチャは身体を温める効果が期待できるビタミンEも含まれているので、冷え性の方にもおすすめの食材です。冷えを感じる日には、カボチャを活用したレシピを取り入れてみてはいかがでしょうか。